キャンプブームが一段落した今、静かに人気を集めているのがお部屋キャンプ(おうちキャンプ)です。
通常のキャンプとは異なる魅力があり、個々のスタイルに合わせた楽しみ方ができます。
本記事では、お部屋キャンプの魅力やその始め方について詳しくご紹介します。
お部屋キャンプ(おうちキャンプ)とは?
お部屋キャンプとは、その名の通り、家の中でテントを張ったり、料理をしたりして、手軽にキャンプ気分を味わうことです。
マンションのベランダや一軒家の庭でのキャンプも含まれ、ソロはもちろん、友人やファミリーでも楽しめます。
外出自粛期間中に注目を集め、キャンプブームが落ち着いた今、再び人気が出つつあります。
こんな人におすすめ
お部屋キャンプはこんな人におすすめ!
- キャンプ初心者
- キャンプ仲間がいなくなった人
- キャンプギア集めが趣味な人
キャンプ初心者
キャンプ初心者にとって、初めて使うテントやキャンプ道具の扱いに戸惑うことは多々あります。
事前に自宅で練習することで、キャンプ場での不安やトラブルを減らし、より安心してアウトドアを楽しむことができます。
そして、自宅なら手際が悪くても人目を気にする必要がないため、安心して練習や試行錯誤が可能です。
お部屋キャンプは、キャンプ初心者にとって理想的な練習の場と言えます。
キャンプ仲間がいない人
キャンプブームが落ち着き、キャンプ仲間が解散してしまった方や、一人キャンプに行く勇気がない、腰が重いと感じている方にとって、お部屋キャンプは理想的な選択肢です。
手軽に軽い気持ちで始められる上、キャンプ気分をリハビリ感覚で楽しめます。
自宅で気軽にキャンプ気分を味わいながら、再びキャンプの楽しさを見つけることができます。
キャンプギア集めが趣味な人
キャンプギアを集めるのが好きだけど、実際にキャンプに行く機会が少ないという方には、お部屋キャンプがぴったりです。
自宅でかっこいいキャンプサイトを作り、ゆったりと料理を楽しんだり、お酒を飲んだり、写真を撮ってSNSにアップしたりすることで、集めたギアを存分に活用できます。
ちなみに僕は「キャンプ仲間がいない、ギア集めが趣味」の人です…
お部屋キャンプの魅力
お部屋キャンプの魅力はこれだ!
- お金がかからない
- 快適で設備が充実
- 人の目を気にしなくていい
お金がかからない
通常のキャンプと比較すると、圧倒的にコストを抑えて楽しむことができます。
通常のキャンプ | お部屋キャンプ | |
---|---|---|
キャンプ場料金 | 約5000円 | 無料 |
高速料金+ガソリン代 | 約5000円~15000円 | 無料 |
キャンセル料 | 約3000円 | 無料 |
快適で設備が充実
エアコン完備で夏でも快適、清潔なトイレやお風呂も利用できます。(当たり前ですが)
さらに、虫の心配もなく、キッチンや冷蔵庫があるため、調理や食材の保存が簡単です。
意外と虫が嫌いなキャンパーは多いですよね
人の目を気にしなくていい
自宅でのキャンプなら、他人の視線を気にせずにリラックスして過ごせます。
自分のペースで楽しみたい方にとって、理想的な環境です。
お部屋キャンプ道具の選び方
お部屋キャンプの道具選びは通常のキャンプと少し異なります。
- クオリティは必要ない
- 見た目重視
- 最初は安い道具で始める
クオリティは必要ない
お部屋キャンプでは、外でのキャンプほど耐久性や機能性を求める必要はありません。
天候や過酷な環境にさらされることがないため、道具のクオリティにこだわらなくても大丈夫です。
簡単に手に入る道具で十分楽しめます。
見た目重視
お部屋キャンプでは、道具にクオリティが必要ない分、見た目にこだわって選ぶことができます。
好きなカラーやデザインを取り入れて、自分の好みに合った空間を演出しましょう。
見た目が気に入ると、キャンプの時間がさらに楽しいものになります。
最初は安い道具で始める
お部屋キャンプを始めるなら安い道具で十分です。
まずは手頃な価格の道具を使って、自分なりのスタイルを見つけることが大切です。
お部屋キャンプのルール
お部屋キャンプで最も大切なことはルールを決めることです。
エアコンなどの設備が充実しているため際限なく快適にできますが、快適さを追求しすぎると、キャンプ本来の情緒が薄れるというジレンマがあります。
この塩梅をうまく見つけることで、より満足度の高いお部屋キャンプが楽しめるでしょう。
僕がお部屋キャンプをする時のルールを紹介します
使用するorしない | コメント | |
---|---|---|
エアコン | 使用する | 特に夏は必需品 |
電気・照明 | 使用しない | ランタンを使用 |
キッチン | 使用しない | ガスコンロで調理 |
冷蔵庫 | 使用しない | クーラーボックスを使用 |
お風呂 | 使用する | シャワーでスッキリ |
ベッド | 使用しない | テント+寝袋で眠る |
お部屋キャンプの注意点
基本的に自由なお部屋キャンプですが、特有の注意点もあります。
- 火の取り扱い
- ベランダや庭の利用
- 近所迷惑にならないように
火の取り扱い
お部屋キャンプで火を使う場合、特に注意が必要です。
室内での焚き火やバーベキューは火災のリスクが高いため、基本的に避けるべきです。
キャンドルやランタンを使う際も、必ず火の取り扱いには細心の注意を払い、換気をしっかり行いましょう。
ベランダや庭の利用
ベランダや庭でキャンプをする際も、周囲への配慮が必要です。
煙や音が近隣に迷惑をかけないように気をつけましょう。
また、マンションやアパートでは、ベランダでの火器使用が禁止されている場合が多いので、事前に確認しておくことが大切です。
近所迷惑にならないように
お部屋キャンプは自宅で楽しむものですが、近所迷惑にならないようにすることが重要です。
音や光、煙などが外部に漏れないように工夫し、周囲に配慮しながら楽しみましょう。
キャンプの醍醐味を感じつつ、安心して過ごせる環境を作ることが大切です。
まとめ
お部屋キャンプは、初心者からベテランキャンパーまで、幅広い人が楽しむことができます。
実際、僕もそれなりにベテランキャンパーと自負していますが、通常キャンプとお部屋キャンプの割合は5:5ぐらいです。
今回の記事を参考に、ルールや注意点を守りつつ、楽しいお部屋キャンプライフをお過ごしください!